2018/04/05 10:56




初めて台湾に訪れたのは4年前です。初めての台湾は旅行ではなく、農業ボランティアをするためでした。調べてみると台湾の第一産業は非常に発達しているという事を知り、実際にこの目で見て知りたいと思ったからです。



農家生活は初めての体験でした。早朝5時に起床、昼の最も暑くなる時間まで外で農作業をし、一時間の休憩後、4時頃に仕事を終えるような生活でした。三ヶ月間、真夏の暑さの中毎日農業をするのは非常に大変でしたが、その中で気づいたのは、台湾では自然農法や有機農法で野菜や果物を育てている事が多く、オーガニックの徹底ぶりは感心するほどでした。また台湾人の仕事ぶりも非常に真面目で素晴らしと感じました。

三ヶ月間の農業体験後、輸出入の方法が分からなかったり、資金がなかったため、一度商社で働きノウハウを身につけようと決め帰国しました。



商社勤務しながら、連休になれば台湾に行きました。そんな生活を繰り返しながら気づいたのは台湾の珈琲の品質の高さでした。また台湾豆の輸出量を貿易統計で調べると非常に少ないということも知りました。

台湾でも何件もカフェを巡りましたが、生豆の高さの為、台湾でも嫌煙されている状況でした。

僕はこのまま台湾の豆が市場に出回ることなく、衰退してしまうのは勿体ないと思い日本に台湾の豆を広めようと決めました。

台湾の豆はやはり生産量も少なく、また価格が高い為、東京の多くの焙煎所も値段を聞くだけで購入を避けてしまう状況です。

皆様に台湾珈琲の美味しさを知ってもらうため何とか価格を抑えて販売できる様にしたいと思います。

よろしくお願いいたします。